証券外務員のお勉強 その11(投資信託運用)



ちょっと証券外務員2種の勉強をはじめました。ChatGPTに相談しながらなので、誤りもあるかもしれませんが、章立てごとに自分用で整理していきます。(今回もチャットGPTに4コマ漫画をお願いしました。結構、頑張ってくれたのではないかと思っています。)



🎯 運用の種類

投資信託の「運用方法」は大きく分けて2つあります。

✅ インデックス運用

🔹 日経平均株価TOPIX(東証株価指数)といった「指数」に連動した成績を目指す運用方法です。
🔸 シンプルかつ低コストで、長期投資に向いています。

👉 例:TOPIXと同じ動きをするファンドを作る


✅ アクティブ運用

🔹 運用のプロが独自に調査して、インデックス(指数)よりも高いリターンを目指す方法です。
🔸 調査の手法には2種類あります:

  • 🧠 トップダウンアプローチ
     → 国の経済成長や金利、為替など、マクロ経済から判断

  • 🔍 ボトムアップアプローチ
     → 企業個別の業績や成長性、財務状況などを分析

また、アクティブ運用にはさらに次のようなスタイルがあります:

  • 🚀 グロース株運用
     → 成長性が高い企業に投資(PER=株価収益率が高め)

  • 💰 バリュー株運用
     → 割安と判断された企業に投資(PERが低め)


💸 分配金と課税のしくみ

投資信託の運用で得られる「分配金」には種類と税金の違いがあります。

🔹 追加型株式投資信託の場合

  • 🟦 普通分配金:課税対象(20.315%)

  • 🟩 特別分配金非課税(実は元本の払い戻し)

📝 解約・償還した場合も「譲渡所得」として20.315%の課税

🔹 公社債投資信託の場合

  • 💵 利子所得として課税(20.315%)


🛍️ 購入・換金時の流れ

📄 目論見書(もくろみしょ)って何?

投資信託の設計書のようなものです。運用方針・手数料・リスクなどが書かれています。

  • 📘 交付目論見書
     → 投資家に事前または販売時に交付。重要事項を掲載

  • 📙 請求目論見書
     → 投資家の希望があれば交付。ファンドの詳細が掲載

※他の投資信託へ「乗り換える場合」も説明義務があります。ただし、MRFの解約だけなら不要。


💰 換金価格(売却金額)

投資信託を売却するときの金額は以下で決まります。

📌 換金価格 = 基準価格 − 信託財産留保額

  • 📊 基準価格:投資信託の純資産 ÷ 総口数

  • 🧾 信託財産留保額:解約に伴うコスト(ファンドを守るため)

⏱️ 受取日は:

  • 国内ファンド:約定から4営業日後

  • 外国ファンド:約定から5営業日後


🔎 情報開示(ディスクロージャー)

投資信託では、投資家への情報開示が義務付けられています。

  • 📄 募集時:目論見書の交付

  • 📊 運用中:定期的に運用報告書の提供

  • 🏁 償還時:償還報告書の提供

※「投資信託法」と「金融商品取引法」で形式の違いはありますが、内容が網羅されていればOKです。

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