証券外務員のお勉強 その4(金融商品の勧誘・販売)

 


ちょっと証券外務員2種の勉強をはじめました。ChatGPTに相談しながらなので、誤りもあるかもしれませんが、章立てごとに自分用で整理していきます。(今回もチャットGPTに4コマ漫画をお願いしましたが、今回は結構いいかもしれない)



金融商品を取り扱ううえで重要なのが、「勧誘・販売時のルール」。
顧客保護やトラブル防止のために、いくつもの法律が関わっています。
今回はその中でも基本となる4つの法律をわかりやすく解説します。


🏦 金融サービス提供法

✨ 目的:

  • 顧客の保護

  • 国民経済の健全な発展

📢 ポイント:

  • 金融商品の販売前には「重要事項」の説明義務があります。

  • 「重要事項」とは:

    • 📆 期間リスク(運用期間中の制限など)

    • 📉 市場リスク(価格変動リスク)

    • 🧨 信用リスク(元本割れの可能性)

⚠️ 注意:

  • これらを説明せず、「絶対儲かる」と断定的に話し、顧客に損害が出た場合
     → 無過失でも損害賠償責任が発生します(※元本欠損額が対象)。

  • 顧客が「説明は要らない」と言っても、説明義務は免除されません。


👥 消費者契約法

✨ 目的:

  • 消費者(個人)が事業者との契約で不当な扱いを受けたときの保護

🚨 取消が可能なケース:

  • 重要な事実と異なる説明をされた

  • 将来のことについて断定的な話をされた(例:「絶対上がりますよ!」)

🕒 取消可能な期間:

  • 誤認に気づいてから1年以内
    または

  • 契約締結から5年以内


🛡 個人情報保護法

📌 個人情報とは:

  • 氏名、生年月日、個人識別符号など、特定の生存する個人を識別できる情報

📝 主なルール:

  • 利用目的はできる限り明確にする

  • 本人の同意なしに利用・提供はできない

  • 情報を取得したら、速やかに本人に通知 or 公表

  • 第三者提供は禁止(※ただし生命や財産の保護、法令による場合は例外)


💸 犯罪収益移転防止法(マネロン対策)

💀 目的:

  • マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与の防止

🧾 金融機関の義務(本人確認):

  1. 確認項目

    • 本人特定事項(氏名・住所・生年月日など)

    • 取引目的(資産運用、生活資金など)

    • 職業(会社員、主婦など)

  2. 🤝 代理人の場合:

    • 本人+代理人の情報が必要です

  3. 🔁 ハイリスク取引の場合:

    • たとえ過去に取引があっても改めて本人確認が必要

  4. 📜 書類の提出:

    • 有効期限のない書類は6か月以内に発行されたものである必要があります

  5. 🗂 確認記録の保存期間:

    • 7年間保管が義務付けられています

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