証券外務員のお勉強 その0(証券市場)

 


ちょっと証券外務員2種の勉強をはじめました。ChatGPTに相談しながらなので、誤りもあるかもしれませんが、章立てごとに自分用で整理していきます。(今回もチャットGPTに4コマ漫画をお願いしましたが、やっぱりなんか途切れてます、)



証券市場とは?

証券市場とは、有価証券(株式や債券など)が売買される場所のことです。
実は、この市場には2つの種類があります。

🟠 発行市場(プライマリー・マーケット)

これは、企業が資金を調達するために新たに株式や債券を発行し、投資家に販売する場所。企業と投資家が直接つながる、最初の出会いの場です。

🔵 流通市場(セカンダリー・マーケット)

こちらは、投資家同士がすでに発行された有価証券を売買する場所です。企業は直接は関わりませんが、この市場の株価動向を参考にしながら、次回の株価発行などを決めていきます。

💡 つまり、発行市場と流通市場は表裏一体の関係にあるのです。


🛡️ 投資者保護とは?自己責任でも守られる部分もある!

「銀行に預けたお金は守られるけど、投資は損しても自己責任」とよく言われますが、それは本当でしょうか?

💰 預金者保護

銀行が破綻しても、1,000万円までの元本と利息は預金保険制度で保護されます

📉 投資者保護

一方で、株や投資信託には価格変動リスクがあるため、元本保証はありません
これは「自己責任の原則」と呼ばれています。

とはいえ、全く保護がないわけではありません!

📌 投資者保護基金によって、証券会社が分別保管義務(顧客資産と自社資産を分けて保管すること)に違反した場合、
👉 一般投資家に対して
最大1,000万円まで補償される制度
があります。


🏛️ 誰が市場を監視してるの?―規制機関について

証券取引が安心・安全に行われるよう、私たちを守る仕組みも整っています。

公的規制機関

  • 📌 証券取引等監視委員会(金融庁):違法取引や不正の監視を担当

自主規制機関

  • 🏢 日本証券業協会

  • 🏦 金融商品取引所(例:東京証券取引所)

  • 📘 投資信託協会

これらの組織がルールづくりや監視を行い、市場の健全性を保っているのです。


🌍 サステナブルファイナンスとESG投資って?

近年注目されているのが、社会課題の解決を意識した投資サステナブルファイナンスです。

🌱 SDGsとは?

国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」は、
2030年までに解決すべき17の目標と169のターゲットから構成されており、世界中で注目されています。

♻️ ESG投資とは?

ESGとは以下の頭文字です:

  • 🟢 E:Environment(環境)

  • 🟡 S:Social(社会)

  • 🔵 G:Governance(企業統治)

財務情報だけでなく、これらの要素も投資判断に組み入れようとするのが「ESG投資」です。


📊 ESG投資の手法いろいろ

投資手法特徴
❌ ネガティブスクリーニングESG配慮の少ない企業を除外
✅ ポジティブスクリーニングESGに積極的な企業を選定
⚖️ インテグレーション財務情報+ESGで総合判断
📣 エンゲージメント株主が企業にESGを促す
🌍 テーマ投資再エネ・福祉などテーマ重視
🏛️ インパクト投資行政・社会課題の解決に貢献

これからの時代は、利益だけでなく「社会貢献」も意識した投資がますます重要になります。

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