証券外務員のお勉強 その7(株式売買)

 


ちょっと証券外務員2種の勉強をはじめました。ChatGPTに相談しながらなので、誤りもあるかもしれませんが、章立てごとに自分用で整理していきます。(今回もチャットGPTに4コマ漫画をお願いしましたが、プロンプトがハマりだしたのか、徐々に良くなってきている。)



株式の売買には、上場株式と非上場株式、取引所内と取引所外など、さまざまな形態があります。今回はそれぞれの違いやポイントを整理してみましょう。


🏛 株式の取引形態

  • 上場株式取引:公開市場で売買される株式

    • 取引所内取引:証券取引所を通じた売買

    • 取引所外取引:PTSなど、取引所以外の仕組みで行う売買

  • 非上場株式取引:一般の投資家は基本的に売買できない

🔎 上場には公開価格の決定が必要!
公開価格は以下の方法で決定されます:

  • ブックビルディング方式:仮条件を提示 → 需要を調査 → 最終価格を決定

  • 競争入札方式:複数の入札によって価格が決定


🛒 売買の受託に関するルール

  • 空売り規制:保有していない株を売る行為は制限あり(信用取引ならOK)

  • ファイナンス期間:募集・売出発表翌日~払込日までの期間

  • 安定操作期間:価格を安定させるための操作期間で価格決定から申込終了日まで(表示義務あり)

📝 注文時の確認ポイント

  • 銘柄、売買区別、数量、値段、委託注文の有効期間

📄 書類について

  • 注文伝票:受注時に作成(委託手数料は記載しない)

  • 契約締結時交付書面:売買が成立した場合のみ作成

💰 手数料は完全自由化されています


⏰ 取引所内での売買

  • 売買の種類

    • 普通取引、当日決済取引、発行日決済取引

  • 信用取引

    • 制度信用取引:銘柄・期限は固定/貸借取引OK/金利自由

    • 一般信用取引:すべて自由/貸借取引NG

🔄 DVP決済:証券と資金を同時に受け渡す仕組み

🕐 立会時間外取引

  • 単一銘柄取引(クロス取引):同一数量の買い注文と売り注文を同時に発注→約定

  • バスケット取引:15銘柄以上・1億円以上を1セットで取引

  • 終値取引:その日の終値で売買を実行


🏪 取引所外での売買

  • 店頭有価証券

    • 成行注文・信用取引は不可

    • 相対取引(1対1の直接交渉)

  • 上場株券の取引所外売買

    • PTS(私設取引システム)で取引。運営には内閣総理大臣の認可が必要

    • 価格決定方式:

      • オークション方式

      • 上場価格

      • 協会公表価格

      • 交渉価格


💡 その他の投資方法

  • 株式累積投資(るいとう):毎月決まったタイミングで投資

  • 株式ミニ投資

    • 選ばれた銘柄を1/10単位で取引(要約款)

    • 注文時には銘柄・売買区分・数量を記載(価格の明示は不要)

    • 受け渡しは普通取引と同様

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