証券外務員のお勉強 その0(金融)

 


ちょっと証券外務員2種の勉強をはじめました。ChatGPTに相談しながらなので、誤りもあるかもしれませんが、章立てごとに自分用で整理していきます。(4コマもChatGPTが作成してくれましたが、吹き出しの位置とか誤字とかがありますねー)



金融とは

金融とは、お金の「余っている人」と「必要な人」の間で、お金を融通する仕組みです。
その仕組みには大きく2つの形があります。

● 間接金融

  • 預金者が銀行にお金を預ける

  • 銀行がそのお金を使って企業に融資する
    👉 銀行が“仲介”として機能

● 直接金融

  • 投資家が、企業が発行する株式や債券(=有価証券)を購入

  • 投資家のお金が、直接企業に届く
    👉 金融商品取引業者や登録金融機関が“仲介”役

🔍 補足:「登録金融機関」とは
内閣総理大臣に登録された銀行など。原則として銀行は有価証券の取引業務はできませんが、登録金融機関として認められると一部可能になります。


直接金融と間接金融の違い

項目 直接金融 間接金融
資金の流れ 投資家 → 企業 預金者 → 銀行 → 企業
仲介者 金融商品取引業者、登録金融機関 銀行などの金融機関
投資家と企業の関係 直接つながる(証券のやり取り) 間接的(銀行が間に入る)
利益の受け取り 配当や利子など 利子(預金利息)
主な手段 株式、社債などの有価証券 預金と融資
リスクとリターン 比較的高い 比較的低い

 


株式とは

  • 会社の所有権を表す証券

  • 出資した人(=株主)は会社の一部オーナー

  • 株主は経営に参加する権利あり(議決権など)

  • 会社が倒産しても、返済義務はなし

  • 株式の売買は、取引所(金融商品市場)で行われる


債券とは

  • 企業や国が資金調達のために発行する「借金の証文」

  • 投資家は企業にお金を貸す立場(=債権者)

  • 経営への参加はできない

  • 決められた利子を受け取り、満期に元本が返済される

  • 債券の売買は、店頭市場で行われる

株式と債券の違い

項目 株式 債券
性質 所有権を表す 貸付けの証明(借用証書)
出資者の立場 株主(オーナー) 債権者(貸し手)
経営参加の権利 あり(議決権など) なし
返済の有無 返済義務なし 満期に元本+利子で返済される
優先順位(倒産時) 最も低い(返金されないことが多い) 優先的に弁済される
売買市場 金融商品取引所(取引所) 店頭市場
リスク 高い(値動きが大きい) 比較的低い
リターン 配当金+値上がり益など 利子収入

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