Oracle DBA Goldを受けてみた

 


Oracle DBA Goldを受けてみた

背景

業務でOracle Databaseを使っているのですが、基盤チームの方と会議をしていると分からないことが多く、正直「雰囲気で理解した気になっている」状態でした。これは気持ちが悪いなと感じ、体系的に勉強してみようと思い立ちました。

結果はギリギリでしたが、68%(合格ライン57%)で無事合格しました!


試験勉強

勉強期間は約2か月。
平日は毎日1時間ほどの学習時間を確保し、必要に応じて追加で勉強する形で進めました。短時間でも継続できたのが良かったと思います。


使った教材

  • オラクルマスター教科書 Gold DBA Oracle Database AdministrationⅡ(通称「黒本」)

ただしこの黒本、どこを探してもなかなかのお値段…。
私は電子書籍サービス「ブックライブ」で毎日ガチャを引き、ビジネス本の割引クーポン(20%オフ)が出るのを待ってから購入しました。少しでも安く入手したい方にはおすすめの方法です。


試験

受験は OnVUEでのオンライン試験 を選択しました。

きっかけは、とある記事で「楽天でオンライン試験チケットを安く購入できる」と知ったからです。実際に楽天で購入すると、数時間後にはクーポンコードが発行されました。これをOnVUEで登録し、通常通りに試験予約をしました。手順自体は特に難しくありません。

試験当日

  • 開始30分前にチェックイン

  • 自身と身分証明書、そして部屋の写真を撮影

  • 簡単な英語でのやり取りをして試験開始

試験時間は十分にあり、私は約1時間で解き終えて余裕を残せました。

出題傾向(体感)

  • Grid Infrastructure

  • RMAN

  • アプリケーションコンテナ

  • Oracle 19cでの変更点

このあたりが多く出題された印象です。
問題形式は複数選択がほとんどで、「~のみ可能」「~が必須」といった極端な表現は誤答のことが多く、逆に「~できる」といった柔軟な使い方を示す選択肢が正解であるケースが目立ちました。


最後に

5月にシルバーの勉強を始めて(7月に取得)から、年内にゴールドまで合格できて良かったです。

もちろん、これで基盤チームの方と完全に同じレベルで議論できるわけではありませんが、知識が増えたことで理解度はかなり向上しました。今後はさらに業務に活かし、協力しながらより良いシステム作りに貢献していきたいと思います。