Jenkinsイントロダクション

 


✅ Jenkinsの基本

  • JenkinsはDevOpsツールの中でも特に有名なもの。

  • CI/CD(継続的インテグレーション / 継続的デリバリー)を自動化するためのツール。

  • Jenkinsを使うと、ソフトウェアのビルド(構築)デプロイ(配置)が自動で行える。

  • 世界中で使われていて、1400以上のプラグインがある → 機能を拡張できる。

  • オープンソース(無料で使える)も魅力。

  • DevOpsをやりたいなら、必ず知っておきたいツール


🌟 Jenkinsで学ぶCI/CDの基本

🔄 CI(継続的インテグレーション)とは?

🎯 目的

  • 開発者がコードを変更・追加したら自動で「ビルド」と「テスト」する。

  • 問題が早く見つかり、早く直せるようになる。

🪛 流れ(例:Javaアプリの場合)

  1. 開発者がコードを変更してGitHubなどにアップロード(コミット)

  2. Jenkinsが自動でその変更を検知

  3. Jenkinsが「ビルドツール」(例:MavenやGradle)を使ってjarファイルなどを生成

  4. そのjarファイルを自動テストにかける

🔁 → テストが失敗したら、開発者が再度修正してアップする
→ Jenkinsがまた検知してビルド&テストをやり直す

📌 つまり:「コードを直してアップ → 自動で確認 → 問題があればすぐ分かる」という仕組み。


🚀 CD(継続的デリバリー)とは?

🎯 目的

  • テストが通ったアプリを自動で「配布(デプロイ)」すること。

🪛 流れ(例)

  1. CIでビルド & テストが終わる

  2. Jenkinsが次に:

    • Dockerイメージを作成

    • イメージをDocker HubやECRなどの「リポジトリ」にアップロード

    • Kubernetesの設定ファイルなどを使ってアプリをデプロイ

✅ これもすべて 自動化可能

📌 Jenkinsが「テスト成功 → Docker作成 → 配布」まで全部やってくれる!


🧠 どうしてJenkins + CI/CDが人気なのか?

  • 開発スピードが速くなる

    • テストやデプロイを待つ時間がなくなる

  • 🙅‍♂️ 「自分のPCでは動いたのに...」がなくなる

    • 同じ環境で自動実行されるから、バグが見つかりやすい

  • 🔄 自動化されてるので、手作業が減ってミスも減る


🔧 JenkinsってCI/CD以外の使い方

使い方例説明
📦 アプリのビルド自動化Jenkinsでアプリを毎日自動ビルド
🚀 リリースの自動配布Jenkinsで定期的にリリース
🧹 クリーンアップの自動実行Jenkinsで古いログやファイルを削除
🔁 定期的なバックアップなどのスケジューリングcronのように自動化できる


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