SAP HANAがすごい。。。
SAP S/4 HANAの勉強をしていく中で、SAP HANAすごいな、と思ったので、メモ程度に書いておきます。間違ってるかもしれないので、あまり信用なさらず。
SAP S/4 HANAとSAP HANAの違い
SAP HANAはデータベースシステムで、SAP S/4 HANAは、それらのシステムを利用しているERPソフトウェア。
何がすごい?
オンライントランザクションとオンライン分析処理を1つのシステムでできるようになっている。しかも、高速で。
どうやってやってる?
SAP HANAの特徴として、カラム型インメモリデータベースを採用している。
インメモリということでデータがメモリにあるので高速に処理できる。カラム型を採用することで、データを列で串刺しに見ることが得意で、オンライン分析処理がしやすくなっている。
面白いのがオンライントランザクション。オンライントランザクションは、所謂Row型のデータで書き込みに来るのでColumn型で処理しにくいんですが、L1バッファとL2バッファと呼ばれる更新用退避DBみたいなものがあり、そこでうまいこと更新をしている。
L1バッファはRow型のDBでオンライントランザクションで更新があったら、ここに情報をためる(ユーザーから見たトランザクションはここで終了してる)。そのあとでColumn型DB用にデータを変換してColumn型のDBのL2にデータ転送、そのあとで本DBにデータ格納という流れになる模様。
最後に
DBはやはり奥が深くて面白い。もっと知りたいと思いました。